副読本から注意を要する点について紹介しつつ、後半では論文の雛形を配布し、それを完成する実習を行う。
実習課題 †
以下の作業は 7/14 の実習で行いました。
- 実習課題のためのキットを修正し、TeXShop で処理することで、お手本の PDFに酷似した PDF ファイルを作成し、提出しなさい。なお、お手本の PDF のなかの赤い箇所が、実習課題で穴埋めすべき箇所に相当します。ただし、
- お手本のような赤い彩色は不要です。
- お手本のサイドノートにある旗のアイコンとともに書かれた注釈は不要です。
準備作業 †
- 実習課題のためのキットを、先週、作成した作業用フォルダに保存しなさい。このファイルは拡張子(.zip)が示すように、たくさんのファイルを一つにまとめた書庫ファイルです。
- Finder で作業用フォルダを開き、ダウンロードした書庫ファイルをダブルクリックして、展開する。platex-tutorial というフォルダが作成されます。platex-tutorial フォルダのなかに論文本体に相当する paper.tex および、論文にとりこむべき画像ファイルなどが含まれています。
- ファイルの説明
- paper.tex
- 論文の元原稿 (TeX ファイル)
- paper.bbl
- 文献リスト (一応 TeX ファイル。paper.tex のなかに読み込まれる。実習では明示的には使いません)
- papers.bib
- 文献リストを生成する元になった文献データベース(論文を引用するときの \cite コマンドで使うキーワードはこのファイルから探します)
- url.sty
- 論文中のURLを PDF のハイパーリンクとして見せるための機構(TeX の拡張パッケージ。実習では明示的には使います)
急がば廻れ †
- pLaTeX に慣れないうちは、多くのミスを犯す。講義のなかで紹介したようにミスを発見するのは難しいです。そこで、慣れるまでは修正作業は少しずつ行い、小さな修正をするたびにタイプセットして修正内容を確認するとよいでしょう。
- エラーへの対処については、講義をよく聞くように。
ありがちなミス †
- \begin {document} より手前に文章を書く。 ← エラーとなります
- \end {document} の後ろに文章を書く。 ← エラーにはならないが、後ろに書いた文章は表示されません
- % の後ろの文が表示されません
- 数式の使い方が不適切: $ax^2 + bx + c = 0$ と書けばよいところを、わざわざ $ax^2$ + $bx$ + $c$ = 0と書く。面倒なだけでなく、出力も汚なくなります
- 段落の内側に書く数式と外側に書く数式の書き方を混同する。 ← 副読本の数式に関する部分をよく読んで下さい
- \begin {hogehoge} と書いたが、\end {hogehoge} が抜けている。 ← とてもわかりにくいエラーになります
\begin {hogehoge} と書いたら、すぐに \end {hogehoge} を書く習慣にしよう。頻繁に使うコマンドについては、TeXShop のメニューを用いるのもよいでしょう
- 箇条書きに \item がひとつもない。 ← エラーになります
さまざまなエラーとそれらへの対処方法については三重大学の奥村先生のサイトが詳しいです。
提出について †
- 提出期限
- 8月5日 (木) 21:00 まで
締切厳守でお願いします。翌日から教育用システムの停電が始まりまるため、これ以後は実習室のパソコンを利用することができません。夏季の実習室の利用のページの停電による教育システムの停止についてを見て下さい。
- 提出方法
- 完成した paper.tex とそれから生成される paper.pdf をサイトフォルダのなかのCLフォルダにコピーして下さい。(注意:ファイルを移動してしまうとその後に修正したくなったときに混乱してしまうでしょう。ファイルは移動せずにコピーして下さい。)


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